小学3年生にわかるマーケティング① きほんのこと(かんがえかた、とらえかた)2019年5月3日発売
小学3年生では…トトロを見るようにマーケティングを見る をテーマにしています。
マーケティングというものがどんなもので、みなさんの学校の勉強やふだんの生活と、どんな「かかわり」があるのかを説明しています。
マーケティングの「きほん」は、せいかつの「きほん」なのですね。
他の人をよろこばせる。
他の人のためになる。
他の人からしたわれる。
すべて 他の人とのかかわり(かんけい)からマーケティングはできています。
ひとりで できそうなものでも、みんなのきょうりょくがあれば、すごいものになっていく。
このようなことを学びましたね。
そして だんだんと世の中がべんりになっていくと、みんな「きほん」を忘れて、らくな方へ、おもしろそうな方へと流されていきますね。
しっぱいしたくない。
じぶんだけ、うまくやりたい。
他の人より…
えらくなりたい。
お金もちになりたい。
うらやましがられたい。
それは「じぶん」さえ よければほかの人はどうなってもいいという「わるい心」ですね。
だから、「いじめ」とか「けんか」とか「あいさつもしない」とか、「せいせきさえよければ」とか、
大人のせかいも、よく にています。
「戦争」がおきるのは、こんな「小さな」ことがほんとうの「げんいん」なんですね。
「なんとか戦争」ということばもありますが、「きょうそう」してみんながいっしょうけんめいがんばって、もっとよくなる、うまくなる、できるようになる。
こんな戦争はいいですね。
いっしょうけんめい、はげましあいながらきょうそうする。
これはマーケティングにとってもたいせつなことです。
さてマーケティングとは
① 作った「もの」(製品=せいひん)を売るのではなく、売れる「もの」(製品=せいひん)を作ること
② 売れるようになる「しくみ」を作ること
③ お客さんを作る(お客さんになってもらう)こととお客さんをお客さんのままでいてもらうこと(何回も買ってもらうこと)
④ 「買って!買って!」とお願い(売りこみをする)しないでいいようにすること
⑤ お客さんが 今これが必要(ひつよう)という「もの」をすぐに出せること
⑥ お客さんが「これはいいな!」と思う「こと」を考えて、やっていって、どうぞ と渡せること。
⑦ かいしゃ が自分のお客さんが集まってくれるところを作りだしていくこと
これが主なやくわりですね。
マーケティングで使うむずかしいことばも54個 せつめいしましたね。
マーケティングはアメリカからやってきた「考えかた」なので、「えいご」で書かれているからですね。
マーケティングのおともだちやマーケティングのあゆみ についても学びましたね。
どんなおともだちがいるのか。
どんなふうにしてマーケティングが生まれて、今はどんなふうになっているのか。
これからどんなマーケティングがひつようになってくるのか。
つぎの時代(じだい)をそうぞうしてみましょう。
それは「あなたたち」が「しゅやく」になる時代(じだい)です。
ここまで「りかい」できれば じゅうぶん「ごうかく」です。
大人でも こんなことを知らない人はたくさんいます。
かしこい!といわれている人ほど知らなかったりします。
ふしぎですね。
そして
みなさんにおぼえてほしい6つのこと
みなさんにやってもらいたい7つのこと
これらを、せつめいしまています。