マーケティング君はひとりではなにもできません。
みなさんの勉強する教室は教室だけがあってもそれは入れものだけですね。
教室には先生がいて、みなさんがいて、教科書があって、黒板があります。
チョークもいります。えんぴつ や けしごむ。ノート や 教科書 もいりますよね。ランドセル もいるかな。
このようなものがぜんぶ集まっているから学校で勉強ができるんですね。
マーケティングは教室だと思ってください。生徒は? 先生は? 黒板は?どれがいちばんというものはありません。
では おともだちを しょうかいしましょう。
マーケティング君には、6人のおともだちがいます。
ほんとうのマーケティングとは「生きる」方法です。
これを正しく勉強すると今よりも、もっと生活や勉強が「楽しく」なります。
お父さんとお母さんはどのようにして私にごはんを食べさせて、服を着せて、学校に行かせてくれるのですか?
これも、マーケティングです。
お父さんやお母さんは「お仕事」で「何をして」お金をもらっているのですか?
お母さんはおうちでどんなことをしているのですか?
これも、マーケティングです。
みなさんが生まれたての赤ん坊の時、おなかがすいたらどうしたでしょう?
ミルクが欲しいですよね。
おしっこをしたらどうしたでしょう?
おむつをかえて欲しいですよね。
そんなとき、赤ちゃんはどうしますか?
そうです!「泣く」んですね。
かんたんにいえば、これも、マーケティングですね。
マーケティングは、もともと企業や組織(会社のようなもの)が、どうすれば、よりよくやっていける(会社として生きてゆける、かつやくできる)かを研究した(…研究している)ものですね。
それは「会社の生き方辞典」のようなものです。
会社は、「何と」お仕事をするのでしょうか?
「お客さん」ですね。
お客さんとは…? そう一人ひとりの人間ですね。
会社は誰が、お仕事をしているところですか?
会社員…?そう一人ひとりの人間ですね。
…
ということは?
そうですね。一人ひとりの人間と、一人ひとりの人間が、どうすればうまくいくかを研究した(…している)ものですね。
「一人ひとりの人」と「一人ひとりの人」のつながり(関係)を作って、保って、育てていくこと。
それは、人間が生きるということです。
だから、マーケティングとは生き方のことです。
書籍「小学3年生にわかるマーケティング ① 、② 、③ と生きるマーケティング」でくわしく説明します。